破産、倒産、自己破産。借金抱えて、これからどうする?

閉鎖

スポンサーリンク

会社が倒産する理由は資金ショートしかない

2009年。80年続いた老舗を、3代目の私たちの代で潰しました。
新会社は6年頑張って終わりました。

結婚して22年、夫59歳、私47歳。

夫は家業の社長、私も新会社の社長。
夫婦そろって 社長。
カッコイイでしょ。

・・・いえ、冗談です。

ちっともカッコ良くなんかない。
お恥ずかしい話です。

バブルが崩壊してあおりを喰らった、と言えば聞こえは良いけど。(良かぁないか)

結局 経営能力のない者が経営に失敗した、
潰れるべくして潰れたのだと、潰れて初めて心底わかりました。

なぜ潰れたのか。

早い話が資金ショートです。
会社が潰れる理由は計画倒産でもない限りこれ以外ありません。
お金があって、従業員にお給料を支払い、仕入先に滞りなく支払い、借金があればきちんと期日に返済する、これが出来ている会社はどんなに売上がなくても潰れません。

出すべきお金がなくなった時、それを手当する手段がなければ、即、会社は潰れます。

夫の名誉のために言っておくと
社長である夫は、いわゆる ”ズサンな経営” をしたわけではありません。
どこぞの社長のように会社のカネを使い込んだとか、ギャンブルで溶かしたとか、そんなことでは決してないんです。

むしろバカがつくほど正直に、真面目に経営をしていました。

「経営者」には向いてなかったかもしれないけど、経営が立ち行かなくなった時、少なくとも緩やかに廃業することは出来たはずです。

引き金を引いたのは私。
家業を廃業ではなく倒産に追い込み、さらにその時期を早めたのは私です。

私はサラ金で借りまくったお金と会社の収入のすべてを従業員のお給料とアテの外れたイベントで頑張ってくれた売り子さんの報酬支払、主要仕入れ先の支払いに充てましたが、それでもまだ支払えない仕入れ先が2つだけ残りました。

この2社の社長は本当に親身になって私を応援してくれて、協力してくれたのに。
結局最後はそのご厚意に甘え、”支払いのできない仕入れ先” として残してしまったのです。

私はお二人に無理なお願いをしました。
会社の債務整理に組み込まず、個人的に毎月お返ししてゆくことにさせてほしいと。

毎月返済するといったって、個人ではごくわずかづつ、細々とお返しするしかありません。
踏み倒すより良いと思っているのは私だけ、相手にしてみれば返ってこないも同じことです。
無茶なお願いですが、他に手段がありません。

お二人にも承諾していただいたとは思っていません。
どうにもこうにも、もう仕方がないとあきらめただけのこと。
被害にあったことに変わりはありません。

(ただ、債務者(この場合私ですが)の生活や今後のことを考えれば債務整理してしまったほうが良いのです。借金を残すことでこの先何年も返済に追われることになり、再起の妨げになるからです。相手も商売です。公私混同せず処理し、個人的にどうするかはそのあとで考えたほうが良いと思います。)

それともうひとつ。
叔父を拝み倒して借りた400万。
叔父の大切な老後資金である定年退職金の中から工面してくれました。
これは債務整理なんて・・・できません。

家業のほうは、社員のお給料と仕入れ先への支払いをなんとか済ませたのは不幸中の幸いでした。

夫と私は別々の弁護士さんを頼み、会社整理を始めました。

諸事情から、夫は(夫だけは)何とか自己破産をしない方向で債務整理を行うことにし、
私は自己破産をすることにしました。

仕事も、家も、何もかもが失くなり、返しきれない借金だけが残るのです。

これからどう生きていくのか・・・。
そんなことを考えられるようになるのはまだまだ先です。

それよりも残務整理、会社を畳むための仕事が先、会社を畳むのって、本当に大変です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする