どん底に落ちて引きこもっていたあの頃の自分に引き戻されたような気分でした。
人生を踏み外したダメダメな自分が今更のようによみがえって、猛烈に落ち込んでずっと泣いてました。
うら若きオトメじゃあるまいし、酸いも甘いも嚙み分けたイイ歳したおばはんがどうにもこうにも自分を持て余してしまう、まだそんな時があることに我ながらちょっと驚いたけど。
欠陥だらけのハンパな人生は、どう繕ったってもう美しく輝くことはないのだとわかってる(つもりだった)けど。
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ダメな私が夢を持ってはいけませんか?
痛かった。
「今まで何をしても中途半端で、成し遂げたこと、ないよね?」
言葉はもっと曖昧で柔らかな感じだったけど、私には真綿でくるんだ包丁を突き付けられたようで、一瞬で固まってしまって。
確かに。
おっしゃる通り。
自分の会社と家業を倒産に追い込んだあと、もう自分で何かやっちゃダメだと思って就職しました。
会社を3つ、変わるたびに心機一転、一念発起、今度こそ!の気合を入れて力いっぱい頑張りました!
けれど諸事情あって、志半ばで辞めました。
ちょっとだけ言わせていただければ、私の身勝手な理由というより不可抗力が大きかったことは認めてほしいです。
私、合わないからとか出来ないからなんて理由で仕事を放りだしたことは天地神明に誓ってございません!
3つとも、辞めて良かったと今でも思うほどだし、1つの会社なんて命のキケンを感じたし。
いえいえ、確かにはたから見たらそんなことは判らないから また仕事変わるのぉ? ってなもんだろうと思っていましたが。
でも、アナタに言われてしまったのはちょっと辛かった。
アナタは倒産のこともそれぞれの仕事を辞めるいきさつもみんな知っていて、今回だって私の新しい仕事の話とは全く別の話で。
「ネイルも良いと思うんだよね、今回の仕事にも活かせると思うし」
と、ネイリストの学校があるという話のついでにというか、成り行きでポロっとつぶやいただけだったのに。
「あ~・・・ははは・・。」
って、呆れたような見下したような笑いがちょっと引っかかっちゃって。
「まさか今はしないよ、いつかそんなことも出来たらなぁってだけの話よ」
と言ってそこまでにしときゃよかったのに、私ったら。
「どうも気になるなぁ、なんでそんな笑い方するの?」
って、食い下がっちゃったのよねぇ。
そしたらアナタ、
「う~~ん、まぁさ、それは今ネイルはしないだろうけどさ、今はインターネットビジネスに取り組んでて、その他に今回の仕事だし、なんか一つのことに集中していないのにその上ネイルか、と思ったら何言ってんのかな、と思っちゃって。」
と言った上での、
「何をしても中途半端で、成し遂げたこと、ないよね?」
だったんだもの。
「インターネットビジネスったってそんなに簡単じゃなくてまだまだお小遣いにもならない金額で、働かなきゃ食べられないんだもの、当たり前のことでしょ。ネイルはいつか出来たらいいな、ってだけの話じゃないの。」
タダの夢の話に何をいちゃもんつけるの、この人 って思っちゃったのが、何か挑戦的に伝わったのかなぁ。
「いつも仕事を変わる時に大きな夢を広げて語るけど、何も結果出てないよね、それなのにネイルとか言い出すのってどうなのって思ってさ。」
だからタダの夢の話だってば。
言うことばかりデカくてなにも努力しない人みたいに言わないでよ。
出来ないことばかり言うアホみたいに言わないでよ。
もうダメ、涙腺崩壊。

こんなに美しくないけど
と同時に だけどホントに言うとおりだ、私。 と思っちゃったらどんどんココロが崩れちゃって、あの頃の反省と後悔と自己嫌悪に打ちのめされていた私に一気に引き戻されてしまった・・・。
まだ、というか、もう、私には夢を語る資格もないのかな・・・。

夢くらい自由に見たい
そう思ったらホントに、死ぬことも出来ず、死んだように生きていたあの頃の私。の心境がまざまざとよみがえってきて、手は震えるし、涙をこらえるのが精一杯でした。
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今日は立ち直れないけど明日には復活!と思ったけど。
これは昨日の出来事、結局ここまでで別れて帰宅して、14:30。
それからずっと泣いてました。
夫がいるし、ご飯しなきゃだし、グッとこらえて普通にはしてるんだけど泣けと言われたら即泣ける状態でした。
今朝目覚めてもまず涙がじわっと出てきて。
今朝は夫が早朝出勤の日で良かった。
まぁ、それでもひと晩眠って少し落ち着いて。
すっかり脱力していて何もしたくないんだけど、今日動かなかったらもっと自己嫌悪に陥るから、とにかく動いてしまわないとだな。
5時に夫が出かけるとすぐに洗濯を2回して、スマホの動画でニュース見ながら色々片付けて7時から掃除機かけて8時から朝ドラ観て(落ち込んでてもこれは観る)。
9時にはパソコンに向かっていたけど、これがどうにもならん。
ため息ついてお茶入れなおして、結局ダラダラとネットを渡り歩いているだけ。
気が付くと涙ぐんでる。
お昼ごろまでそんなことしてたら疲れちゃった。
あ~~~~!
ダメだダメだ!
ダメダメな私が増幅してゆくだけ!
顔洗ってこよ。
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出来ることしか出来ないから、出来ることを頑張る。
昨日からずっと、わかってる。
なぜ泣くのかといえば、自分に愛想が尽きてるから。
非がないのに責められて悔しくて泣いているのではなくて。
図星を突かれて痛かった、その痛みが強烈で泣いた。
それだけ的確に的を射ていたってこと。
あの頃のどん底からなんとか這い上がって、どうにかまともな生活が出来るようになったけど、まだまだ全然足りないんだもの。
借金も残っているし母を呼び寄せてもやれない。
もし、今ここで夫か私のどちらかが重い病になったらお手上げ。
もう何年も前のどん底。
もう何年も経っているのにまだこんなところにいる。
自分を責めて落ち込んで、そんな自分をまた責めて。
昨日のことはちょっとしたキッカケ。
それでどん底の頃の私と今の私の状況がまだそれほど大きく変わっていないのを再認識させられてまたまた勝手に落ち込んだってこと。
でも、今更あらためて自分を責めてボロボロになったって、誰も可哀そうとは言ってくれないね。
自業自得だと思うなら、自分で立ち上がるしかない。
だって、この数年の頑張りは嘘じゃない。
本当に頑張ってきたもの。
まだ結果は出せていないけど。
結果は出せていないけど、結果を出す途中にいるんだから。
今はまだ見えないだけだよ。
ものすごく大きなマイナスをプラスに転じるのは時間がかかるよ。
もう若くないんだし、若い人と同じスピードは出ないよ。
それに、階段は1段1段上がるしかない、若くてもトシでも。
2段飛びや3段飛びは絶対に出来ないようになってる。
人生って、そんなもんだね。
平ったいところだって、3歩進んでも2歩下がる、結局1歩ずつしか進めないよ。
天才でも秀才でもないし、資格も才能もないんだから。
凡人なんだから。
飛ぶ鳥を落とす勢いの起業家みたいにはいかないんだよ。
今まで何も成し遂げていないと、辛辣なことを言われてもそれは確かに事実、でも過去。
一回落ち込んだら忘れて、前に進むしかないもんね。
出来ることを全力で頑張るしかないよ、時に落ち込んで休んだりしながら。
昨夜、アナタがくれたLINE。
『傷つけちゃったね、ごめんなさい』
うん、そうだな、傷ついたな・・・痛かったし。
ちょっとしばらくはいつもの笑顔で会えないよ。
でもそれはアナタに怒っているのではなくて、自分が消化しきれていないだけなの。
なぜ笑ったとしつこく食い下がった私も悪いし。
だから
『こちらこそごめんなさい』
って返事しました。
いまだにくすぶる、もう生きていたくないという気持ち。
心の奥深くにしまってあるものが、時々、ゆがんだ形で出てくるね。
でも、もう中途半端なことはしない。
結果が出せるかどうか、先に寿命が尽きるかもしれないけど、最後まであきらめないよ。
人は、自分に出来ることしか出来ないから、出来ることを頑張る。

もう一度飛び立てるかな・・・
よし!
丸1日かかって8割回復!!
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